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 HOME > コンクリートの特徴・性能



 コンクリートの材料であるセメント、砂、砂利、水は安く大量に手に入れやすいことや、建物を造るのに対して「自在に形成できて寿命が長い」という特性があります。
コンクリート住宅には、耐震性、耐火性、遮音性、耐熱性、耐久性に優れているといった特徴があるだけでなく、様々な表現方法が可能なのも魅力です。例えば、外壁や室内の地肌を見せるコンクリート仕上げには、「打ちっぱなし」と呼ばれる表面が平滑な仕上げ方法や、コンクリートの表面に吹きつけ塗装をしたり、石やタイルを貼り付ける仕上げ方法を行うことで、暖かさ・親しみ感・安定感などが表れて、個性的で魅力的な空間の演出が住宅でも可能になるのです。



 
 【耐震性能】
日本列島は、世界的に見ても地震多発地帯といわれています。近年、各地で中規模以上の地震が発生し、大きな被害をもたらしています。
鉄筋コンクリートの壁式構造は、耐震性の最も高い構造です。基礎と躯体が1体となるモノコック構造を形成、つまり、鉄筋コンクリートで作られた6面体の箱となるため、外力を面で吸収、バランスよく受け止めます。
鉄筋コンクリート自体、重量のある剛構造なので揺れも少なく、優れた耐震性を実現します。
 

【耐火性能】
鉄筋コンクリート住宅は、躯体そのものが耐火構造です。
その強さは、1000℃の炎に2時間さらされても燃えることがなく、強度も低下しません。
木材は260℃で発火を始め、1000℃に達するまでに崩壊してしまいます。
鉄骨造も540℃で変形が始まり、900℃で崩壊してしまいます。 
 

【遮音性能】
遮音・防音するためには、重い素材を使うほど効果が高くなるといわれています。
コンクリートそのものが重い素材なので、他の構造や素材に比べ、遮音・防音性能が高く、外からの騒音をシャットアウト。
もちろん、天井・床もコンクリート構造なので、室内の音を外へ漏らさず、外の騒音を入れない高い遮音性を実現します。 
 

【断熱性能・気密性能】
  コンクリート躯体は隙間がなく、気密性が非常に高く、発砲断熱材などの断熱材を用いられたRC造住宅は、床や天井付近などの温度差が少ないのが特徴です。
断熱性や気密性の高さは、冷暖房の効率に直結するため、非常に高い省エネ効果が期待できます。 
    

【耐久性能】
鉄筋コンクリート住宅は、圧縮力に強いコンクリートと、引張力に強い鉄筋を組み合わせているため、その耐久性は他の木造住宅などと比較すると、非常に高い耐久性があります。鉄筋コンクリートは、シロアリの餌食になることもありません。
建物を長期間安定して維持する最高の素材です。